福島の話

福島のお話をしました。私がフランス語で言えることは家に帰れなかった、揺れるのが怖かったぐらいです。「津波」という言葉も通じました。そしてJe ne peux pas oublier ce jourという言葉を教えてもらいました。この写真は飯館村の「なないろの空」という農家民宿にとまったときの朝食です。目の前にある畑で採れた有機野菜を使った朝食です。パンは石がまで焼いた天然酵母のパンです。これ以上の朝食には出会えないのではというくらいおいしかったです。この時宿の人から「何もないところから自分で作り出すことが楽しい、自分が苦しい状況ならやはり状況をかえるべきだ」と言われました。前半はその方の生き方としてなるほどなと共感できたし、後半は私へむけてのコメントでした。飯館村は本当にいいところでした。こんなに美味しいものが生まれる場所がだいなしになるなんて本当に日本はもったいない国だと思います。原発があるからこそ便利な生活ができているのだと思いますが、そういった人間の都合のよいように作りだしたものになるべく頼らず生きていけるようにしていかなきゃいけないんじゃないかと思います。福島はそんなふうに生きるヒントがたくさんある県だと思っていたので本当に悲しいです。戦後、高度経済成長期を経て日本は経済大国になりましたが、その代償にこのせわしない生活とものにあふれてなんだか幸せが感じにくい疲労困憊(私だけかもしれませんが)の世を手に入れたんではないかと思います。

日本はいい国なのです。ただ本当にMOTTAINAIです。


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by papotage | 2011-08-05 03:21 | 旅 jour
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